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景気後退はいつまで・・・

大変久しぶりのブログ更新です。約一年間、更新をしておりませんでしたが、これからは定期的にマネー・経済・ライフプランに関する率直でフランクなコメントを掲載したいと思います。

さて相変わらず、内外の株式市場は低迷をしていますね。昨日8月29日は日経平均株価は300円を超える大幅高になり、終値で13,000円台を回復。しかしながら、その後のNY市場において、ダウ平均は170ドルを超える下落・・・。週明け9月第一営業日の東京市場は、NYダウ下落を嫌気して、厳しいスタートなることが予想されます。

すでにサブプライムローン問題が表面化してから1年以上が経過しておりますが、いまだに金融機関の破綻・再編や、それに関連した信用収縮懸念、米国住宅市況の悪化傾向継続等々のニュースが出るたびに、株式市場は大きく翻弄されています。

「いったいいつまでこの傾向は続くのか?」

という不安の声を知人や、多くのFP顧問客の方から伺います。

それに対する回答は正直難しいのですが、全ては米国景気の行方にかかっているといってよいでしょう。
米国住宅金融公社(フレディマック・ファニーメイ)の破綻懸念が度々クローズアップされることからも分かるように、米国住宅市況の悪化がとまらない中では、景気の底打ち感はまだまだ出てこないように思います。

でも、景気悪化は永遠には続きません。
かつてのバブル崩壊当時の日本政府とは違い、これまでに米国政府は比較的、機動的に対策を講じてきたように個人的には思います。

●FRBの連続利下げ
●大手銀行のみならず、投資銀行への破たん処理スキームの確立
●個人消費刺激のための戻し減税実施

上記の政策実行は、ある程度の副作用(利下げによるドルの下落)はあったにせよ、金融不安を食い止め、景気の下支えを積極的に行う当局のスタンスが
市場に対し効果を出した部分も大きかったといえるでしょう。

幸いにも、最近は原油先物価格をはじめとする資源価格の高騰がやや落ちついてきました。また、先日発表された米国の4−6月期のGDPが予想を上回る成長率の年3.3%と改定発表されました。
「意外とアメリカ経済は持ちこたえるかも!?」と個人的には感じております。

オリンピック前より大幅に調整している中国株式市場やBRICs諸国の経済の成長ペース鈍化等々、他にも懸念材料はありますが、景気サイクルは周期がありますので、このまま長期の景気低迷が続くことはないのでは予想します。(世界大不況へ突入するするという悲観論もない訳ではありませんが)

考えられる良いシナリオとして、
来年早々に新しい米国大統領が就任(オバマそれともマケイン?)し、しっかりとした経済対策および、金融不安解決のための金融機関への大胆な公的資金投入等の政策が実施されれば、来年中盤以降は米国経済はゆるやかな回復軌道に乗ってくるのではと期待しています。

よって、株式投資で大きな含み損を抱えている個人投資家の方は、当面の株価の動きに一喜一憂せずに、どっしりと構えて景気回復をじっくり待つことが宜しいでしょう。
また、割安な優良銘柄を今のうちに仕込んでおくのも良いでしょうね。




at 20:24, gmoneylife, -

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